桜蘭高校ホスト部 第03話 「身体検査に御用心」
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身体検査の季節がやってきた。ハルヒが女性であることがばれると、一緒にいられる時間がなくなると苦悩する環。そんな彼を中心に、ホスト部の一員は「ハルヒの性別隠蔽大作戦」が決行する。
この作品は本当に良質なコメディである。
笑いのテンポが非常によい。特にAパートは、何度も吹き出してしまうようなシーンがあった。
そんなとき、たいてい中心にいるのが環。ハルヒはヒロインなのだが、テンションが低いし、協調性が無いし、マイペースなので、事件を巻き起こすのはどうしても環になっていくのだろう。バカな子ってカワイイですよね。
笑いのポイントというのはいくつかあると思うが、今回は特に台詞回しで感じた。環がハルヒに対してたたみかける台詞の最後で、いきなり「俺たちだけのお姫様でいてください」って敬語にしてみたり、何気ない言葉の使い方が笑いにうまく結び付けられている。
他にも、環がハルヒに化けたが直ぐに環だとばれてしまった後、「環様が風化されてるわ」「素敵」という台詞があったが、ふつうこんな台詞は思いつかないと思う。すごい。
環のハルヒとのラブラブ妄想についても大爆笑したのだが、後々の展開を考えると、環の心情とは微妙に矛盾する描写のような気もする。環が妄想するハルヒが口にした「ラブラブ」の意味するところが何か、ここが重要なポイント。
以下、余談。
ホスト部は花見の宴。ハルヒ、ハニー先輩、モリ先輩が和服なのに対し、残りのメンバーはギャルソンみたいな格好をしていた。和洋両方取り揃えております。
環の「すべては計算通り」という台詞が今となっては意味深。この作品の後で環役の宮野真守は、夜神月を演じたんだよな。アニメではこっちが先ですよ。
数少ないモリ先輩の台詞が「大トロ」。結局この言葉に未練を残し、ホスト部に残ることを決めたハルヒ。普段、あれだけモチベーションが低いのに、食べ物には弱いのだ。ちくしょう、本当に可愛いなあ。
時々、凧が揚がったり、落ちそうになったりするシーンが紛れ込んでいたが、直前のシーンを考えるとハルヒの環に対する好感度を暗示する描写なんだろう。第1話の電球からずっとこういった暗喩が仕込まれているので、意味を考えるのが楽しい。
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│2007/09/30(日)22:31
ハヤテのごとく! 第27話 「ハヤテ大地に立つ」
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理事長の気まぐれで開催されることになった「輝け!第1回 白皇学院執事バトル大会」。ナギの期待に応えるため、ハヤテはこの大会に参加することになった。
オープニング、エンディング、テレビから離れて見てねのWarningまで、一切合切新調された。オープニングの映像は、やけにシルエットのかかった人物が多くて思わせぶりである。
今回、何気に作画が良かったと思った。
やけに頬を染める人が多くて、見ているこっちがニヤニヤ動画ですよ。しかも、ハヤテの表情が一番色っぽい。さすがヒロインだな(*´Д`)
新キャラが二名。理事長・葛葉キリカとその執事・暮里詩音。
理事長は豊口めぐみ。レヴィ(BLACK LAGOON)だ。傍若無人っぷりがまさにそれ。
そして、詩音はワタルに続いて井上麻里奈。本当に声優に二役以上させる作品だと思う。
安易なバトル展開は、この作品の作風とズレているようながあるから、あまり興味が無いんだけど、それ以外のところで相変わらず細かいネタを仕込んであるので油断ならない。
たとえば、鉄っちゃんの中に光画部OB(究極超人あ〜る)が混じっていたり、観客にヤサコ(電脳コイル)が混じっていたり。「我が師」とか地味な仕込みも嫌いじゃない。こういった遊びを今後も続けていくことを忘れないでほしい。
ハヤテの敵は仮面をつけた謎の執事とトラ。明らかにクラウスとタマなのに、気が付かないハヤテとナギの天然さん2人。ナギは普段タマのことを猫といっているのに、タマがマスクしたとたん不思議な「トラ」ってわかるのな。
しかし今回一番笑ったのは、次回予告。「黒いハヤテ」って。
今回がガンダム第1話「ガンダム大地に立つ!!」のパロディだったから、次回はΖガンダム第1話「黒いガンダム」のパロディですか。その直前の執事通信で「かなり多方面で目をつけられている」発言にも吹いたけど、Ζガンダム好きなのでツボにはまった。
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│2007/09/30(日)11:19
天元突破グレンラガン 第27話(完) 「天の光はすべて星」
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アンチスパイラルとの決戦もついに終結を迎える。そして、シモンとニアは……
この作品を一言で語れと言われたら、ジェットコースター歌舞伎とでも答えたい。
ストーリー展開のスピード感と過剰なまでの見得の切り方、これらがこの作品の肝であったと思う。
アンチスパイラルとの決戦。ご都合主義といわれるかもしれないが、かりそめの姿を取り戻したロージェノムがラセンガンで特攻をかけるシーンが心底震えた。BGMとなる空色デイズの前奏の入り方といい、このシーンの演出は魂に訴えかけるものがあった。
戦いに決着が付いた後、シモンはニアと結ばれる。だが、ニアはアンチスパイラルが作った仮想生命である以上、アンチスパイラルの消滅は彼女の消失を意味していた。
この結末は本当によかったのだろうか。シモンにとって安息は訪れなかったのが、少し悲しい。
エンディング後に、20年後のエピソードが展開される。
まさか、ロシウが、ロシウが司祭様そっくりになるなんて。いや、むしろ、斎賀みつきが中田譲治になるなんて。あれはやり過ぎだと思った。傍らにいるリーロンはぜんぜん変わってないから、ギャップがすさまじかった。
一方でシモンも渋い成長を遂げている。声はナレーションの菅生隆之。
後進のために道を切り開くのがシモンの生き様だ。彼自身後悔は無いのだろうが、それでも少し寂しさを感じた。
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│2007/09/30(日)09:57
ハヤテのごとく! 第09話 「エロイムエッサイム。ウシくん ウシくん!なんだい カエルくん?」
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久しぶりに学校に行ったナギは、教室にノートを忘れてきてしまった。
ハヤテは気を利かせ、夜の学校にナギのノートを取りに向かう。しかし、ハヤテが入り込んだのは今では使用されていない立入禁止の旧校舎で……
口ではそんな手には乗らないと言いつつ、ハヤテが付き添うなら結局学校に行ってしまうナギ。なんというツンデレ。まさにNiceツンデレ。
それでも学校はいやだと言うナギに対して、ハヤテは学校に行きたくても行けないという本音を垣間見せる。これは後々の伏線になっているんですな。
ところで、「敷地内です」という字幕が鬱陶しいと思っていたが、よくよく考えてみると自転車の二人乗りしているからか。公道での自転車の二人乗りは禁則事項です。
学校に着くなりハヤテは雪路に殴りかかられる。雪路は本当に傍若無人だな。いきなり背後から鉄パイプで殴りかかりますよ。しかも、宿直室が家になってるし。やりたい放題です。
そんな雪路の巣と化している宿直室に寝巻き姿で現れる生徒会の3人。微エロです。さすが深夜34時です。けしからんことです(*´Д`)
旧校舎に迷い込んだハヤテを探しにきたヒナギクだが、逆に窮地を救ってくれたのはハヤテだった。そんな彼に対してヒナギクは思わず抱きついてしまうが、次の瞬間ビンタですよ。なんというデレツン。まさにNiceデレツン。
こういったところからも、ナギとヒナギクは完璧なライバルだということをうかがわせる。
最終的に悪霊が自爆し(この展開の速さにも笑った)、その後、ヒナギクはナギのノートを探しに行こうとハヤテの手を取った。このシーンで完全に前回で言うところのヒナギクのフラグが立った状態に。
ところで今回のサブタイトル、人体模型の偽悪霊の中の人が伊澄であるということを、ウシくんとカエルくんの中の人がパペットマペットであることに引っ掛けたということで良いのかな。
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│2007/09/30(日)00:10
電脳コイル 第18話 「異界への扉」
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イサコの暗号式で起動した「通路」は、ハラケンの前にその姿を現した。「通路」へと進入したハラケンは、その中で助けを求めるカンナらしき存在を確認する。
その後「通路」は消えてしまったが、猫目はコントロールできない「通路」が今晩再出現する可能性を示唆した。そして、ヤサコの周りに不気味な霧が迫りつつあった。
こんなに寒気のする作品だと思わなかった。
最後の連れ去りシーン、めちゃくちゃ怖かった。俺が子どもだったら、トラウマになっちゃうよ。
以下、適当に思ったことを羅列。
ハラケンが「あっち」に行くのを妨げたのはヤサコの声だった。ヤサコとハラケンの距離はあきらかに離れていたし、メガネが携帯電話としても機能していなかったように見える。それでもヤサコの声が届いたのは、ヤサコのメガネの力だろうか。
イサコがやろうとしていることが何となく見えてきて、「通路」を開きリンクを確立することができると、「あっち」から兄を呼び戻すことができるということなのだろう。あわよくば「通路」を開くことで兄が元に戻るのではないかとイサコは期待していたが、その期待は裏切られた。
これまで、兄のためなら何もかも犠牲にするようなそぶりがあったイサコだが、彼女は一年前にあった何かを後悔して行動していることが明示された。一年前って、もしかしてカンナとなんらかの関係があるのだろうか?
ハラケンを心配するオバちゃん。ヤサコを心配するフミエ。このあたりの対比が今回の一つの見所。特に前者は、大人の展開っぽくてドキドキした。教育テレビだからあれ以上の展開は無いと思っていても、ハラケンがベッドに押し倒される描写に、
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
してしまったのは普通だよね。
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│2007/09/29(土)19:43
桜蘭高校ホスト部 第02話 「今日から君はホストだ」
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ホスト部の常連客でありながらお気に入りを頻繁に変える春日崎奏子。彼女には珠洲島亨という許婚がいる。しかし、二人の仲が疎遠になっていた反動で、そのような「さすらいのホストめぐり病」にかかっていたのだ。環は「我が桜蘭ホスト部は女の子の幸せのために存在する」とばかりに、ホスト部のダンスパーティーを利用して、春日崎と珠洲島の仲を取り持つ作戦を実行する。
扉を開けるとそこは南国でした。
今回は南国風コスプレでホスト部の営業。そんな中でもハルヒだけは普通に制服を着ていた。当然、薄着をすれば女の子だとばれてしまうのもあるが、ハルヒのマイペースっぷりを象徴する場面でもあると思う。
後半、ハルヒが珠洲島を諭すようなシーンがあるのだが、そこでもあくまで直球過ぎる言葉を珠洲島に対して投げかける。正しいと思ったことは曲げないというハルヒの性格が現れているのだろうし、やはりマイペースなのだと思う。さらに、それは一番最後の思いがけないファーストキスのシーンでも、割とあっさり流してしまうところからも顕著だと感じた。
そんな感情の起伏の少ないハルヒだけに、ご馳走といわれて「大トロとか…」と心を揺すられる場面が異常に盛り上がる。唇を微妙に尖らせているところが、もの恥ずかしそうなハルヒの心境を表していて、すばらしい表現だと思った。
この作品、さりげない演出がうまいと思う。
春日崎の心境を表現するために、遊園地のコーヒーカップを模したティーカップの一人淋しく乗る彼女の描写を瞬間瞬間に挟み込んでいる。そして最後、彼女の望みが満たされたときに、ティーカップが回り始めて、小粋な演出は完成する。
この最後のシーンの前後の桜の描写も結ばれた二人を鮮やかに祝福している。ピンクのグラデーションを飾る桜の木々、ライスシャワーのように無数に舞い散る花びら。
色と動きの有る演出の仕方が見ていて楽しい作品である。
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│2007/09/29(土)14:47
桜蘭高校ホスト部 第01話 「今日から君はホストだ」
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★原作:未読
★視聴:2回目
お金持ちの子息令嬢が通う桜蘭学院に、奨学特待生として外部から入学した藤岡ハルヒは浮いた存在であった。ハルヒは静かに勉強できる場所を探し使われていない第三音楽室へとやってきたが、扉を開けるとそこはホスト部でした。
ホスト部でしたって、考えようによっちゃ超展開だよな。
逆に考えれば、つかみはOK。なんだそれは、という疑問で視聴者を引っ張っていけるから。
そんなこんなでハルヒは不注意から800万円の花瓶を割ってしまい、結果的に学院内ホストの道を歩むわけだが、この花瓶が最初から矢印で演出されていて、バラエティ的なノリだった。考えてみると、字幕の出方とかもバラエティ番組に近い。たとえば、鏡夜の「君、パスポート持ってる?」という台詞にあわせて、画面には「日本にいられなくしてやるぞの意」と表示されたりするような描写。昨今のバラエティ番組のように、字幕で丁寧に解説するという演出なのだ。ただ、このような表現があるからといって、話のテンポが悪くなるわけでなく、コメディとしてうまく取り込むことができているように感じた。
笑いの部分もあまり嫌味がなくて楽しい。
庶民コーヒーのくだりとか、非常に馬鹿馬鹿しいが面白く演出できていると思った。これも環=宮野真守をはじめとする登場人物の演技が様になっているからなんだろう。
環といえば、ハルヒにホストについて教えているシーンが非常にうっとうしいくらいよく動いていた。そりゃ、ハルヒもウザイって言うよ。あのシーン、わざとロング目の構図で、環の全身がちょこまか動くことで、ウザさを見事に演出していたのだと思った。
今後の伏線となるようなこともこの時点でいくつも出てきている。細かい話だと、環がハルヒに対して自分のことを「お父さん」って言っていたり、ハルヒの財布探しを手伝うために池に入った環が「水も滴るいい男って言うだろーが」って言う台詞だったり。
最後のシーン、ハルヒにちょっとかっこよかったといわれて真っ赤になる環。この作品で性格が一番可愛いのは実は環なのではないだろうか。
本放送していたときにはタイトルから女性向けかと思って敬遠していたが、見てみたら男性が見ても非常に楽しめる良質のコメディだと思い知った。割と最近の作品の中で、特にオススメの一つです。
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│2007/09/29(土)12:09
DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第25話(完) 「死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か?」
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契約者の運命を懸けた「組織」とイブニングプリムローズの対決。決着はゲート内に潜入した黒の決断にゆだねられた。
DTB最終話。
最後の最後で大きな爆弾が投下された印象を受けた。契約者は合理的な判断をするということを、くどい位に作品中で繰り返していたが、これが黒が人間であることの伏線だったわけだ。電撃というわかりやすい能力が目くらましになって、考えもしなかったよ。
今回の事件が一段落し、契約者の存在が世間的にも明るみになったわけだが、世界はそれほど大きく変わっていない。この結末は、とてもリアル現実的なオチだと思った。
God’s in his Heaven, all’s right with the world.
シリーズを通して感じていたが、人も契約者も容赦無く切り捨てられていくこの作品、最後までそのスタンスは変わらなかった。
当初、コードギアスの後番組として何となく見ていたこともあって、それほどのめり込んではいなかった。だが、結局のところ毎週かかさず見ていたし、次の展開が気になる作品であった。
作画が丁寧で、緻密な背景描写、派手なアクションシーン、特に契約者の能力表現と黒のワイヤーアクション?が生き生きとしていた。
音楽もこの業界では特に著名な菅野よう子で、シナリオも一本筋の通っていたことからも、水準の高い作品であったと思う。
きっと新たに気付かされるところがあるだろうから、機会があったら最初から見直してみたい作品だと思う。
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│2007/09/29(土)09:34
ΠΛΑΝΗΤΕΣ プラネテス 第11話 バウンダリー・ライン
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南米の小国エルタニカ。経済封鎖と内紛で荒れるこの国から、テマラという技術者が、開発した宇宙服の売り込みにテクノーラ社を訪れた。奇しくもエルタニカ出身のクレアが彼を応対する事になるが、どこの部署に行ってもなおざりな扱いをうける。最終的にデブリ課が宇宙服のテストを名乗り出るが……
思わず泣いた。・゜・(ノД`)・゜・。
制作者の感動させようという思惑が透けて見えるのだが、わかっているのにその思惑に見事にはまった。序盤の恋愛話あたりのゆるい展開があったから油断していたせいで、終盤の畳み込みがよりいっそう胸にきた。この話は悲しすぎるよ。でもいい話だよ。これまでの話で一番の出来だと思う。
南米の架空の都市が舞台なのだが、なんとなくイラクを連想した。復興のために必要なのは軍隊ではなく産業の振興。作中のテマラの思いと重なって見えた。
宇宙から見る地球はあんなにも美しいのに、その大地では争いが起こり、テマラたちの工場が無慈悲にも破壊されていく。空から見れば国境線がないというのは、結構ありがちな台詞だが、映像と相まって心に響いた。それで「バウンダリー・ライン」というタイトルの意味がわかるのだ。
テマラ自身は何も悪い事はしていないのに、小国だと言う事で最初から扱いがひどいし、連合の手が入ったから拘束までされてしまう。本当に今回は救いのない話だ。だからこそ胸に重く残るものがあった。
デブリ課って、結構いい加減に仕事を引き受けるね。そのあたりが半課らしさか。特車二課第二小隊とかショムニとかみたいな?
しょっちゅう壊れるトイボックス。結構このオンボロ船という設定が生きているのが素敵だ。
いつもは冷静沈着なクレアが、最後にテマラのために彼の身柄は拘束させまいと軌道保安庁に反発する。彼女が利益だけを追求する人間ではない事の表現だ。
ハチマキがテマラの宇宙服のテストを引き受けたのは、予定されていたチェンシンとテマラの食事の約束をつぶすため。ハチマキのやきもきの表れ。
アニメのタナベは恋愛に関してオクテなのか。原作のあっさり結婚に了解するタナベと比べると違いが明らか。
こうやって考えてみると、この作品は宇宙を舞台にしているが、一番のポイントは人間の感情の機微と変化する人間関係。実写でやっても面白いかも。
あ、テマラがクレアからもらったバターは何かの伏線とも思ったが、なんでもなかった。ちくしょう騙された。
そういえば、オープニングが微妙に変わった。コンパスが「Please save Yuri」の文字が見えるようになったし、ハチの母と弟が映るシーンが追加された。こういう細かい遊びは楽しい。
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│2007/09/29(土)00:08
おおきく振りかぶって 第25話(完) 「ひとつ勝って」
![]() | おおきく振りかぶって Vol.6 【完全生産限定版】 (2007/11/28) 代永翼.中村悠一 商品詳細を見る |
桐青との死闘を制した翌日、三橋は熱を出し学校を休んでいた。おりしも学校は球技大会が実施されており、三橋の様子を心配していた阿部は昼休みを利用して花井、田島、泉とともに三橋の自宅を訪れることにした。
三橋に対して過保護なのに、田島にはゲンミツに取っ組み合う阿部。それでいいのか、阿部。力は田島より阿部のほうが強いのかな。阿部の方が身体が大きいし。
そして、三橋に本気で恐怖がられる阿部。阿部自身も、自分が嫌われているんじゃないかとうすうす感じ始めている。だが、すぐにその考えは否定する。実際、三橋は阿部のことが嫌いなんじゃなく、怖いんだよね。
もちろん三橋の自虐的な思考が前提にあるとはいえ、阿部がすぐに怒鳴ることが原因なんだろう。
逆に阿部も三橋のことが嫌いなわけではなく、ネガティブな考え方が嫌いなだけである。この点については、花井も阿部と考え方が似ていて、三橋の性格を嫌っている。花井は体育会系なので、三橋と考え方が合わないだろうことが推測できる。
性格が嫌いだからといっても花井も阿部と同様、三橋本人を嫌っているわけではない。だが、中学の頃だったらいじめる側に回っていただろうと言うモノローグがリアルでドキッとした。
この作品、意外と腹黒いところがあって、そういうところが垣間見える描写だ。だからこそ、人間関係を見ていて面白いのだろう。
一方で三橋と波長が合うのが田島と泉。
特に田島は仲がいい。微妙に天然さん同士、息が合うのだろうか。三橋の断片的な言葉をうまく通訳できている田島の様子が、今回の話で二人の仲のよさを表している。
このように三橋に対する感情が違うチームメイトが三橋の心配をして(半分くらいカレーが目的かもしれんが)彼を見舞いに来ると言う話が、今回のシリーズの最後の話になったのは、非常に意味があると思う。
中学の頃に得られなかった仲間が、これまでの話を通して得ることができた。中学の頃に分かれてしまったかつての友達(叶)を取り戻すことができた。そういったことが、今回の区切りとなる話で表現されていて、一連の話が三橋廉の人間関係の成長物語としてひとまずの結論をきちんと出したことを示している。
そういったことから、原作に続きがある作品だけど、区切りのいいこの話を最終話にしたのはベストだと感じた。
シリーズを通して2試合しかしていないとか細かなところで気になることはあるけど、シリーズを通して一つ芯が通っていて、一つ一つの話も丹精に描かれていて、非常に面白い作品であった。原作が元々面白いということを差し引いても、いいアニメ化だったと思う。
以下、余談。
ひいじいちゃんが倒れたことを知らず、自宅にひとり残されていた田島。ハムスター、犬、猫全部集めて電話の前で丸まっている田島カワイソス(´・ω・`)
それがトラウマとなり西浦高校に入ることを決めた田島に対し、阿部は原作では「ひいじいさんありがとう」って言っていたと思ったんだけど? 阿部さんの黒さ半減だよ。
阿部と言えば、カレー食ってるときに栄口の話すんな( ´∀`)
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│2007/09/28(金)19:11
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プロフィール
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基本的にネタバレについては意識せずにアニメの感想を書いています。ご注意を。
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